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バレエのレッスンでの呼吸に関する注意!

バレエのレッスンで「呼吸」について注意される事はありますか? 踊りに夢中になって息をするのを忘れてしまう、緊張しすぎて息がきちんとすえない、どのタイミングで呼吸したらいいかわからない、etc、色々呼吸に関しては悩み中でこれまでに受けた呼吸に関する注意についてまとめました。

バレエのレッスンでの呼吸に関する注意まとめ

バレエを踊る事と呼吸する事—あなたの血は濃い?薄い?

バレエを踊っていて呼吸が止まうと疲れやすい?身体とヘモグロビンの関係に着目。

◎ヘモグロビンが減ると・・・・

**身体のすみずみまで酸素と栄養分が行き届かない為抵抗力や新陳代謝が低下 **

70%以下・・・顔色が悪く、まぶたの裏が白くなったり、口の中全体の赤みが減ったりします。
59%以下・・・拍数が増加したり、少しの運動をしても息が切れたりします。
40%以下・・・頭痛や、めまい、耳なり、集中力の低下、不眠、手足の冷え。
30%以下・・・食欲がなくなったり、吐き気やむかつきなどがあらわれます。

過呼吸とは?

過呼吸とは、我々のpHを簡単に変化させてしまうものです。

食品により、体が酸性になる、アルカリになると言われています。

いわゆる、酸性食品を多食すると血液が酸性に、血液は弱酸性でアルカリ性 食品をとった方が健康に良いというたぐいのものです。
これは誤った考え方で、この数値は食物で簡単に変化するものではないのだそうです。

我々の血液を例にとってみると、pH調節のための絶妙な生理機能が働いており、
pHは7.35-7.45の間で弱アルカリ性に常に保たれ、調節されています。

血液中には、二酸化炭素が炭酸となって溶けています(二酸化炭素の運搬にはヘモグロビンも関係しているので単純ではありません)。
炭酸は酸性です。この炭酸がある程度溶けていてちょうどいいpHが保たれています。
ところが、何らかの原因で、呼吸しすぎてこの炭酸が二酸化炭素として排出しすぎると、血液のpHが7.5から7.55ぐらいまで上がります。
そうなると、手足がしびれてきますし、気分も悪くなります。さらに悪いことに息苦しい気がして、さらに呼吸を増やしてしまうという悪循環に陥ります。
過呼吸を起こした場合は、ビニール袋などを口にあてて、吐いた息をもう一度吸わせるなど、呼吸しすぎを止めて、この悪循環を断ち切る必要があります。
血液のpHは食物よりも、呼吸によって変化しやすいものなのです。

血液検査について

健康診断では、血糖やコレステロールや中性脂肪などの値を正確に知るために朝食前に採血をします。
これは、血液検査の中には、食事によって値が変化するものが幾つかあり、食事による変化がないと考えられる空腹時での値で基準値が作られているためにわざわざ食事を抜いて採血を行うのだそうです。
9時間以上の絶食が基準になるので、前の日の21時以降は、食事や飲み物は控えて翌朝の6時以降で、朝食前に採血を行います。

▼参考
RBC:基準値 女375~500 (Amary 402)
酸素を運んでくれる重要な血液成分。貧血があると減少。鉄分欠乏で起こる鉄欠乏性貧血、
ビタミンB12の欠乏で起こる悪性貧血、肝臓・脾臓の腫れや黄疸が出る巨赤芽球性貧血など。
長距離選手(女性)として望ましい値は、450以上。

WBC:基準値 3500~10000 (Amary 4600)
体を防御(細菌やウイルスから)する細胞。血液中に増えると感染症の恐れあり。
肺炎・虫垂炎(盲腸)などで増える。
細菌等の外敵の侵入を防いでくれる血液中の血球です。妊娠している時は高いのが普通。
検査目的としては、「炎症の有無」や「異常な細胞の出現」、「汎血球減少症」、「ストレスの有無」、「アレルギーの有無」、「壊死の有無」の鑑別が挙げらるそうです、「炎症」の場合、白血球増加症は炎症によく反応していることを表し、逆に減少症は圧倒的な感染などを表します。ストレスの有無については、リンパ球と好酸球の比率で確認することが出来るそうです。
スポーツ選手においては肉離れ、筋膜炎、骨折などの外傷によっても数値が上がるそうです。

Hb:女11.2~14.9 (Amary 11.8)
Hbの鉄分が酸素とむすびついて酸素を全身へ。11以下は貧血と判断され治療が必要になるそうです。
この数値が低いと貧血であり運動中に呼吸が苦しくなり持久力が落ちる事もあるそうです。
長距離選手(女性)として望ましい値は、13以上だそうです(トップなら14.5以上)。

Ht:女34.0~44.0(Amary 39.1)
血液に占める赤血球の容積。
長距離選手(女性)として望ましい値は、41以上だそうです。

MCV:80.0~100.0(Amary 97)
平均赤血球容積、貧血の種類を特定するため、貧血への反応(若い赤血球の有無)や鉄欠乏で体積を減じた小赤血球の有無を調べるもの数値が高いほどストレスが大きいそうです。
格闘技系など激しいスポーツでは数値が高く、良質の鉄分とタンパク質を摂取することで数値は低くなるそうです。数値が低くストレスがない方が能力を発揮しやすいとか・・

MCH:26.0~34.0(Amary 29.4)
平均赤血球血色素量、値が小さすぎる場合を「低色素性」正常の場合を「正色素性」

MCHC:32.0~36.0(Amary 30.2)
平均赤血球血色素濃度で、特別の貧血を探したり、貧血への反応(ヘモグロビン濃度が少なくなった赤血球では低下)の有無を知ることができます。また、数値の低い人は多汗の人が多く運動を行う際には、こまめに水分補給を心がけるようにしなければならないそうです。

持久系の運動にとって重要なヘモグロビン

持久系の運動にとってヘモグロビンは非常に重要な血液成分で、これが不足すると運動能力に深刻な影響がでます。
日本人に足りないのは鉄とカルシウムであるとよく言われますが、
血液の中の鉄が不足すると、赤血球の中のヘモグロビン(血色素)という酸素の運び手が滅ってしまいます。
貧血のとき運動すると動機がするのはこのためです。

【貧血の症状】
めまい、立ちくらみ、動悸、息切れ、疲労感、食欲不振、蒼白、頭重感、下痢や便秘、(女性の場合は)無月経、(持久性競技の)パフォーマンス低下。
貧血の症状が出ると、トレーニングが苦しいだけでなく、トレーニングの中盤から後半にカラダがいうことをきかなくなる。
鉄分は汗の中にも含まれるので、発汗量の増える初夏から夏に貧血は起こりやすい。

立ち上がる時などに、くらくらして目の前が真っ暗になる状態の事を、「貧血」と呼ぶ人が多いのですが、
これは、低血圧による能の酸素不足で、「脳貧血」とよびます、貧血とは別なのだそうです。

ヘモグロビンは赤血球中に含まれるので、一般的には赤血球の増加=ヘモグロビンの増加と考えることができます。
ヘモグロビンが増えると、末梢組織に供給される酸素の量が多くなり、これをエネルギー源として筋肉が収縮するのです。
有酸素運動では、酸素の運搬能を高めるために、赤血球=ヘモグロビンを増加させることがひとつの方法として考えられます。
ヘモグロビンを増やす方法として、高地トレーニングが知られています。
これは標高の高いところでトレーニングを行うことにより、低酸素状態に体をさらして、赤血球の産生を増やすのが目的です。
しかし赤血球があまり多くなりすぎると、血液の粘性(粘り気)が高くなり、細い血管が詰まってしまう可能性があります。
心臓や脳の血管が詰まると、急死する危険性もあります。

毎日の緑の野菜、レバー、鉄をとり入れて下さい。プルーン、干しブドーをどうぞ。
鉄剤を飲まれる場合には、その1時間前後は、コーヒー、紅茶、緑茶は飲まないようにするというのがポイントです。

掲示板で話題になった血液&呼吸のお話(まとめ編)

Amary:私の場合、銭湯だと軽く貧血のおきるぐらい、家のお風呂だと、狭くて、圧迫されてる気がして長風呂が出来ないんです。

チビまるさん:「貧血」で思い出したけど、貧血の反対の人って聞いたことあります? 先日市の健康診断があって、赤血球数が正常範囲を超えていることが判明しました。ビックリです。 貧血の項目にチェック入ってたから、「ああ、最近寝不足だったし、栄養状態もあまりよくなかったから、貧血だったか」 と思ったら、逆なんだもの。これっていいの?悪いの?って感じ。 保健婦さんは、心配するほどではないって言ったけど、ホントかな…

Amary:初めて聞きました、そういう方もいらっしゃるのですね。 今調べてみたら、これは、「多血症」というそうです。
血液中に酸素が少ない状態が続くとホルモンが分泌され赤血球を増やそうとし、 そのため、肺に異常があって酸素を取り込む能率の悪い人や、 心不全で血液が全身を十分に回っていない人では多血症になる事があるそうです。
同じような理屈で、酸素の薄い高山に住んでいる人や、ストレスやタバコの吸い過ぎ 激しいスポーツをよくする人では少し赤血球が多いことがあるそうです。

チビまるさん:「多血症」ってなんか怖そうですね。うーむ。高地に住んでるわけでもないし、タバコも吸わないし、 エアロビクスとかやってるけど、そんな激しくもないし、ストレスかぁ?
どっちかっていうと、のほほんタイプと人には言われるのですが…。
それにしても、妊娠期には、貧血で鉄剤飲んだりしたこともあったのに、いつの間に、なぜ?って感じ。

Amary:がん患者の方のデータを見た所、WBC値が1万以上でした。
抗がん剤投与後の副作用により、WBCは2000程度になり、けだるさ等が増すそうです。
長距離選手として望ましい値というのをみつけたのでそれものせておきましたが、バレエもいわゆる長距離と同じような感じですよね。
<参考>、「スポーツ栄養バイブル」(平石貴久著:池田書店)と「スポーツ科学バイブル」(高畑好秀総監修:池田書店)
基準値:広島県赤十字血液センター 「検査成績のお知らせ」から抜粋

munさん:わっ、Amaryさんの血液検査の結果が載ってる~(笑)チビまるさん、はじめまして~。
私は小さい頃からずーーーーーっと貧血でHb(ヘモグロビン)が増やしても増やしても減っていきます。
最近はさらにひどくなってたみたいで、赤血球や他の数値も基準以下になってました。
さすがにマズイと思って医者に行き、今、ヘム鉄と漢方(鉄の吸収をよくするそうです)を飲んでます。 治療前はヘモグロビンは(Hb)は8でした。
お医者さんに、怪我とかして手術にでもなったら輸血が必要だから、事故には気をつけるようにと言われました。
前に盲腸の手術をした後に、Hbが7以下になってしまい、強く入院の延長をすすめられましたが、通院している病院があるので大丈夫ですとウソついて帰ってきちゃいました。(笑)
今は多分10位になったのではないかと思います。

Amary:munさん、はじめまして。
貧血大変ですね。ふらふらしたりしないんですか?
わたしのように多すぎる者もいれば、munさんみたいに増やそうとしてもなかなか増えない人もいて、うまくいかないものですね。
ちなみにAmaryさんのと比較すると(右が私ね)
項 目 Amary チビまるさん
RBC 402 485
WBC 4600 5800
Hb 11.8 15.0
Ht 39.1 43.3
MCV 97 89
MCH 29.4 30.9
MCHC 30.2 34.6

チビまるさん:RBC(赤血球数)がうちの方の基準が380~480になってて、ちょっとはみ出したのでした。
でも、以前の記録ひっぱりだして見てみたら。、500以上の時もある。やっぱり、「多い人」らしい。
それにしても、私って赤血球も白血球もAmaryさんより多いし、ヘモグロビンも血色素も多い。
なんか私の血って濃そう…。ちょっと、「輸血でもさせてくださーい」って感じ。

munさん:チビまるさん、Hbが15ですか???
すごいっっ。女性でそんな多い方がいるなんて思いませんでした。
じゃ、息切れとかはほとんどないのでしょうね。長距離走とかも得意そうですねっ。(笑)

チビまるさん:実は、長距離とか得意な方でした。最初自覚してなくて、高校の全校ロードレースの時、思いがけなく(日ごろ何の運動もしてなかったのに)、陸上部とか毎日何キロもロードこなしてる運動部もいるのに、けっこう上位にくいこんだので、自分でびっくりしたのでした。これって血のなせるわざだったのだろうか?

munさん:まぁ、やっぱりそうですか~
私、以前陸上部だったのですが、筋力はあっても呼吸が付いていかなくて、よく過呼吸になってました。 高橋尚子さんは、脈拍が異常に少なくて、長距離に適しているみたいだし、やっぱり体質による向き不向きってあるんですねっ。

Amary:ヘモグロビンが増えると・・・・
造血器官(=骨髄)の腫瘍性疾患(ガンのようなもの)の一種で、赤血病とも呼ばれるまれな病気のようです。
血液が粘っこくなって血栓ができやすくなり、血圧が上がったりするそうです。
私も、小学校の頃は長距離が得意で、マラソンクラブで走って競技会も上位の方でした。
ところが、走るのが大好きだったはずなのに中学でパタっと走れなくなりました。。
これ、○理のせいだったんですね~。私もmunさんと同じで、過呼吸で数度倒れてます。。
最近も、やはり、○理中にレッスンに行くと、 苦しくて、直ぐに息があがります。「呼吸しなさい」っと注意をよくうけますが、 ヘモグロビンの量が少ないため、酸素がなかなか回っていかなのでしょうね。 少し体質改善が必要かもぉ、、、チビまるさん、私とmunさんに血を分けて下さい(笑)

munさん:まぁ、Amaryさんも過呼吸仲間でしたか~
私もアレが来る前は校内マラソンは5本の指に入っていていつも表彰されていたんですが、出血がものすごーくて、あっという間に奈落の底に落ちました。
その頃、過呼吸で倒れると、精神的に弱いから過呼吸になると言い切っていた体育の先生がいて、 今思うとすごく腹が立ちます。
確かに過喚起症候群という方たちはいますけど、物理的に酸素が足りない人を捕まえてそれはないですよね~

Amary:ちなみに、今まで、過呼吸で倒れたのって、全て○理の時でした。
先日、京都旅行でその時の話になり友達に「あの時泡もふいてたんだよ」と言われ・・・(--;

精神的に弱いから過呼吸になると言い切っていた体育の先生 すみません、うちの母親もその口です、、、しかし、体育の先生って保健の授業も兼ねてるのに、 なんで、その知識なかったんでしょうね、そういうのも嫌ですね~。。。

チビまるさん:私は、中学校の時冬季中体連(ただし、めっちゃレベル低い大会)でノルディックで優勝したことがあるんです。(複合じゃないから、ジャンプはなしで、スキーはいて走るだけ。)
うちの中学スキー部はあったけど、部員足りなくて、大会の一週間前に先生に「お前出ないか?」と言われ、承知してしまったのが、運のつき。それから毎日校庭をスキー履いて走らされました。大会当日、とにかく苦しくてがむしゃらに走ったら、いつの間にか先頭を走っていた。でも、ただ苦しかった記憶のみ。
高校の時は、意外にロードレースで上位だったし、大学の体育で、2クラスあわせての1000メートル走の時、なぜか一位だった。もうちょっと早く自分の素質に気づきトレーニングしてたら、もっと走れる人になってたかも。でも、今も走るのは好きだな。
たまーにだけど、調子がいい時、苦しさの後に、身体が軽くなってきてどこまでも走っていけそうって思える感覚(ランナーズハイっていうらしいですね)を一度でも味わうと、また走りたいって思えますよね。

過呼吸、酸素が足りない
うーん、水泳の時みたいな感覚なんでしょうか?私は、泳ぎがあまりうまくないので、だんだん苦しくなってくる。あれも息継ぎが下手で酸素が足りなくなってくるんですよね。 倒れるとなると、別の危険もはらんでいるし、大変ですね。
教員が、正しい知識を持って対応してくれないと、生徒の心にきずを残すことにもなりますよね 。教員もいろいろです。 今でも、過呼吸で倒れることあるんですか?

munさん:ノルディックで優勝
おお、チビまるさんすごいっっ。 ノルディックっていうことは北のほうのご出身ですか?あれも持久力いりそうですね~
Amaryさんも、長距離得意だったんですね。でもその時だけ調子が悪いのですね。私はそれに関係なくいつでも酸欠でした~

今でも、過呼吸で倒れることあるんですか?
倒れるということはないのですが、お酒飲んで、駅の階段とかを駆け上がると、30分くらい軽い過呼吸症状になったりします。
電車の中でしゃがんでしまいますが。。。

まきさん:すっかり秋太りしてしまいました。。。。 久々に仕事が暇で、差し入れの巨大な大判焼きを断りきれず食べつつ 血の話を楽しく読ませていただきました。
もうすぐ健康診断なので、 読みながら「おお!この話題は消さずに残して!」
と思っていたら、保存していただけるようですね。わーい! 私は小さいころ文字通り血のでるような激しい運動をしていて マラソン大会優勝、体育祭は出場各種目All優勝、 しかも体育委員長といういかにも、な小中学生時代でしたが 反面膝関節の軟骨は磨耗して消え去り、体重を保つ為に(痩せていた) 泣きながら食べる生活でした。あのころの自分が羨ましい!
全校生徒の前でラジオ体操→朝礼台を降りると同時に貧血で保健室へ という輝かしい過去を持つほど”血”には悩まされています。
そうそう、貧血って原因不明なんですよね。 内科から婦人科まで私もジプシーしましたが 結局はバランス良く食べて運動は適度に、が一番かなと思います。

バレエのメモ・注意まとめ ノート

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