バレエの舞台を見ていて優雅なアームスの動きに溜息が出てしまう事ってありませんか。背中から羽がはえたような美しい動きに目を奪われる事もしばし。私がここ数年教えて頂いている先生はアームスについてはとても厳しく、特にバレエ団に所属しているダンサーや協会の公演に出演されているダンサーには厳しく「背中、後ろ姿がダンサーになってない」という注意をされて、背中、アームスについて厳しく指導されており、趣味の生徒さん達にも「アームスだけなら努力すればプロと同じようなレベルになれる、足は難しくても手だけは美しくなれる」と指導してくれています。
ここではアームスに関する注意を主にまとめています🙂
- 「アームスだけは、素人だって大人だってプロと同じように動かせる。大人が努力してプロと変わりなく動かせるのはアームスだから頑張って」
- 「舞台で下半身や足を観るのは大抵玄人。玄人以外の人はだいたい顔か腕とか上半身しか見てないから上半身綺麗に踊れればそれだけでも十分だから頑張れ!」
- 「指先で空気に触れるように動かす、そこに何もないような動かし方では表現しているとは言えない」
- 「指先、手先が死んでる」
- 「手首から先、緊張させない、固まってたり突っ張ってると汚い」
- 「いつも小指で空気を抱え込むようにアームスを動かして」
- 「もっと女性らしく、もっと優雅に」
- 「腕の力抜いて、力んでると美しくないから」
- 「手を開くときはぱーっとお花を咲かせるようにしてみて」
- 「手に大きなまるたを抱えるように手をホールドして抱えてみて」
- 「アチチュードする時、背中には美しい地球を抱えるようにイメージしてみて」
- 「ポールドブラの時には、緊張した背中の筋肉を柔らかくほぐしてあげてください」
- 「脇の下を引き上げて、ずっと上にあげ続けるけど、肩まで一緒にあげてしまわず、両方の腕にそれを逃がすというか、そのままその上の意識を二の腕から指先まで」
- 「移動をする時は、人の手みたいにあちこちに動かず、動く方向に対して必ず手を出すように」
- 「指先を見ながら動かしていないから、目でおうように」
- 「手を動かす時は、いつも背中から動かす意識をもちなさい、背中から腕が生えているように」
- 「鎖骨に水をたらすから、それをこぼさないように腕を動かして踊りなさい」
- 「ここの(手)にタオルのせておくから、落とさないように踊ってね」
バレエを習った事もない舞台も観に行かない母が私の出た発表会を観にきてくれた時にプロではない大人リーナのアームスの動きを見て「彼女の腕が一番綺麗だったわ」と感想を述べた事がありました。 決してプロダンサーではなくともそういうように人の印象に残る美しいアームスを目指していきたいですよね😃。
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