バレエ用語と日常フランス語のマッチング ~【日常生活で使うフランス語とバレエ用語】~
このページはカナダのフランス語圏に留学をしていたmiffyちゃんからの情報です♪
日常生活の中で使われるバレエ用語
プリエ
折る、たたむ
「ママに、洗濯したものはプリエしていい」「それともアイロンかける?」って聞かれました(笑)
フォンデュ fondue
溶けた(形容詞)アイスを食べてたとき、あったかい日だったので、太陽がアイスをフォンデゥした(他動詞らしい・・・) 洗剤が溶け終わったのを見て、もうフォンデュ・・・。チーズフォンデュって直訳すると「溶けたチーズ」。。。
フラッペ frapper
ピアノなどを弾く・・・鍵盤をたたく動作のことみたい。ピアノを触ったら、「フラッ!」って言われたのです。「フラ?」って思ったら、フラッペって言ってるらしいです。
フラッペって日本ではかき氷の事を言いますけど、 バレエ用語ではフラッペ=叩く、バッテュ=打ちつけるという意味があります。
クッペ
「くぺっ」て言う発音に近いけど、「切る」と言う意味です。食事作るの手伝ってた時に登場しましたよ~!パパが人参を指差しながら「くぺ、くぺ!!!!!」って連発してました(笑)
トンベ tomber
落とす、落ちるって言う意味。バレエのトンベは、落ちるって言うよりは、踏み込む、って感じがするけど、tomber の使われ方は・・・廊下の掲示物を落としたりしてしまうと後ろから先生に「~~~(←フランス語の文章)トンベー!!」とか言われてしまいます。文の中で使われる場合、活用するのでスペルはtomberではないのですが、聞える音は「トンベ」です。
ルンベラス renverser
・・・逆さにする、倒す、って言う意味。。この単語は、フランス語の時間に動詞をピックアップし、原型を書くというレッスンの中から出てきて、 まだ生活の中では聞いてないんですが、「瓶をひっくりかえして・・・」とか、あんまり美しいイメージはない単語です(泣)あと、他の意味としては「秩序をくつがえす、規律を破る」なんて言う意味もあるそうです・・・で、それはどんなステップ??って感じですよね。(^^*)
ブリゼ
折れた、折れ線という言う意味。幼児向けの絵本にジグザグ線が書いてあって、ブリゼってかいてありました。でも、タルトやパイ生地のこともブリゼっていうみたい。スーパーマーケットでブリゼって書いてあったもの。
グリッサード
滑るって言う意味の動詞。でも、生活の中で教わったのは・・・「滑り台」です。今度、レッスンでグリッサードが出てきたら「滑り台」を思いながらやって見てください。
パ・ドゥ・シャ
・・・これは有名だけど「猫のステップ」という事パが英語のstepで、ドゥは~の、英語で言うofみたいな感じです。で、シャが猫です。ちなみに犬はシェ(ン)って感じです。よく聞き取れないんですけどね(困)
pointe
ご承知の通りバレエで言うトゥシューズで立つことです。英語のpointにあたる単語ですが、仏和を引くと、ちゃんと「トゥシューズで立つ」って言う意味も載ってるんですよ!!ちなみに、発音は「ポアント」っていうよりは「プアント」に近いです。余談ですが、「point」はまったく別の単語で、一切れの・・・みたいな意味です。ピザ1ピースというのも la pointって言いますから・・・超余談だけど、
パッセ passer
過ぎるって言う意味。英語のpassに当たるんじゃないかしら? 「時が過ぎる」、て言う意味でも、「もっと先まで行って・・・」って言うときにも使えるんですが。それで、考えたことなんですが、バレエで言うパッセって、脚を膝のところで三角に曲げるポーズの名前なんじゃなくって、クッペとかから、その状態を通って、さらに他のことに展開する時の通過点なんじゃないか、ってことです。パッセが、1つの止まっている状態(つまりポーズ)だとすると、なんか言葉の意味的にはかなり違っちゃうんですよねぇ・・・⇒
2005/10/29 carita さんからこのようなメールを頂きました。「パッセというのはつま先を持ち上げて、軸足のひざの上を通りすぎる動きの事を指します。ちなみに、三角の状態で止まるあの形は、ルティレというのが正解のようです。海外などでは、わりと使い分けられていますが、日本ではほとんどパッセだけが使われているので、それはそれでいいかと思うのですが・・・。」caritaさん、有難うございました。確かに、海外で活躍されていた先生方のレッスンを受けると、必ず、普段はパッセといわれているポジションを「ルティレ」とおっしゃいます。なるほどですね~。
まめ話
フランス語には促音(はねる音)がはっきり無いそうです・・・だから、日本では「グリッサード」って言うけど、あちらで聞く限り「グリサード」に近いし、「クッペ」も「くぺ」って感じなんですって♪
1番目(序数詞の1)premier(e) プレミエール
パリオペラ座のダンサーの階級の呼び方にはプレミエールダンサー、って言うのがありますよね。でも、私の周りでは「er」で語尾が終わる動詞のことを「プレミエール グループ」ってよんでる(フランス語の授業内での話)ので、私としてはバレエ用語って言うよりは文法のときによく出てく るなぁ・・・って感じになってきちゃってますけど(苦笑)
エトワールetoile
これは星って言う意味です。比喩的に運勢って言う意味もあるんですど、新聞とかの「今日の運勢」みたいな欄ではよくお目見えする単語ですねぇ。でも、もっと一般的に星型のものを見て「エトワール」っていうけど(笑)バレエやってる人の中にはエトワール目指してる人もいるっていうのに、元来の意味は、本当に一般的なものですねぇ(笑)
上の二つを使って応用してみましょう!
一番星・・・la premiere etoile du soirsoir は夜、夕方。la はいかにもフランス語、って感じの、定冠詞でございます。etoileは女性名詞ですから、la が使われます。この定冠詞やら、わけの分かんない位ある動詞の活用に日々苦しんでるミッフィ-ちゃんからでした。。。。。。その他の情報もお待ちしております!
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