2008年2-4月 大人趣味バレエブログ

過去ブログからの移行です。

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羽が生えたようなアームス

今日は、午後休にしてレッスンに行ってきました(先週もそうだったような・・・)。

以前に、「せっかくのお休みなのに、レッスンなの!?
と先生に笑われた事があります。

バレエやっている人にはわかってもらえると思いますが、
よいストレス発散が出来るんですよね~。

ずっと集中しているせいか、音楽のおかげか、レッスンを終えるととても気分がすっきりとします。
(へこんでぐたぐたになってる時もあるけど)

今日は、先生が「羽が生えたようなアームス」と言って、
示したお手本があまりに綺麗でびっくり(*′艸`))+:

みた瞬間にルーブル美術館でみた「サモトラケのニケ」を思い出しました。
動く芸術とはまさにこの事ですね。

体がひらかず肩もあがらず、腕だけが羽のようにすっと伸びていく。

そして、「最近は皆にはこれは出来ないということがわかった、
出来ないのを無理にさせても体が開くだけで意味がない、
だから前でいい」
と続けられました。
ちなみに、バーでの5番のポールドブラでの出来事です。

彫刻のようにアーティスティックなアームスが目にやきついたので、
真似してみようと試みたのですが肩が思うように動きません。

肩のあたりに大きな大きな壁がというか岩があります。
あぁ、体ひらかなきゃ無理、肩もあがる、そんなところに手はいかない。

アームスもまた相当鍛錬しないと綺麗なラインはやはり作れませんね。

怒られるのがちょっと嬉しい・・・

このタイトルって、今話題になっている、
104に何度も電話をしてオペレータに怒られるとかまわれているようで嬉しい、の方みたいですね(苦笑)

先日、銀行で済ませなければならない用事が溜まっていたので、
会社をお休みし、銀行で諸々の処理をしてからチャコットへレッスンに行きました。

いつもの怒ると怖いM先生のクラスです。
仕事が休みの時に年に数回ほどレッスンを受けに行きますが、
きちんと名前を覚えていてくれます(嬉しい)

始めてレッスンを受けた後、
(とても怖かったので)1年後に(勇気を振り絞って)2回目のレッスンを受けに行き、
「今日はこのクラス始めての人」と、先生がレッスン前に聞かれたので、
1年ぶりだしと、(とりあえず怖いので始めてという事にして)ハイっと手をあげました。

レッスンが始まってしばらくしてから、

いいや、あんた始めてとちゃうやん、前に見たことあるわ」って。

スゴイ記憶力。。。。。。(((((*ノДノ)

そんなこんなで、時間がとれた時には先生のレッスンを受けに通っています。

バーレッスンの最中に、先生がお直しをしながらまわってきた時に、
「次の発表会で何踊るん?」って、聞かれました。
なんか、ちょっとの事だけど、気にかけてくれるって嬉しいですね(*′艸`))+:


今回は、めずらしくバーのアラセゴンからアチチュードのとこで褒めていただきました。
でも、普段怒られてばかりなもので、ちょっと物足りない??
今日は怒られたくて来たんです、と、ちょっと心の中で思ってみたり。

わたしって、どちらかというとMタイプなんですよね・・・。
だから、とても優しい先生にはあまり惹かれません。

自分に対してもそうですし他の人に出している注意と褒め具合をみて、
あ、そこで褒めちゃうんだ、と思ったらちょっと残念になります。

でも結局、この日のポアントクラスでは完全に呆れられたぐらい出来ませんでした・・・。
怒られるレベルを超越し、レッスン中に呆れられます、空気で感じます。

注意出してもらえてるうちがはなってよくいいますよね。

また次回、呆れられるまでの時間を少しでも長く出来るよう、チャレンジしたいと思います。

NBAでエフゲーニャ・オブラスツォーワ(Yevgenia Obraztsova)のキトリを鑑賞

先日、友人からNBAのドンキホーテ観に行かない?と声をかけてもらい、一緒に観に行きました。

直前に分かったのですが、
キトリ役はマリンスキー劇場からのゲストで、
エフゲーニャ・オブラスツォーワ(Yevgenia Obraztsova)でした。

以前に、youtubeでバレエ映像をあれこれ見ていた時にたまたま偶然彼女を見つけ、
一瞬でその音楽性豊かで愛らしい踊りに魅了されました。

彼女はここ最近の私の一番お気に入りのダンサーです。

背が低いため、手足の長いダンサーと比較して華やかさには少しかけますが、
努力の賜物か才能か表現力が素晴らしいです。

特に音のとり方が抜群で、指先までもぴたりと、
音楽を使って遊びすぎる事もなくとても清楚で、
彼女の踊りは観ていてとても幸せな気分にさせられます。

開いたアームスから春の穏やかな風が舞うように、、
小鳥や音楽と遊んでいるようにさえみえます。

youtube に入っているコメントを読むと、
殆どの人が「beautiful、love、cute、wonderfull」と書いています、
私も「そうそう」と強く頷きながら、彼女がたくさんの人に見てもらえる事を願っています。

ということで、ハイテンションで観にいきましたが、
予想していた通り、とても可愛らしく、幸せな気分にさせてくれました。

1幕の出始めから会場全体を一瞬で虜にしてしまったのではと思うほど、
才能溢れる溌剌としたエネルギーに満ちた踊りでした。

体の美しさや何よりポジションの完璧さをみていると、
周りのダンサーがとてもかわいそうにさえ見えたぐらいです・・・。
さすが、バレエ王国で昇進ステップを着実に上っているダンサーといった感じです。

バジル君のサポートが若干問題ありで、いま、軸ずらしてない?
と思える冷や冷やする場面も何度か。
それでも彼女の笑顔は絶えず立派に舞台で主役を努めていました。

舞台はあまり観に行かないのですが (観に行きたいのはチケット代高いし・・・)、
彼女が踊るのであればまた観に行きたいと思います♪

私が一番最初に彼女をみて一目ぼれした映像で、彼女のプロフィール映像です(ロシア語)。
最初の作品と、途中のシンデレラ(ロシア語:Золушка(ゾリューシュカ)、英語:Cinderella) の映像が特にオススメです。

あとは、ゼンツァーノもオススメなのですが、youtubeの投稿者により、タグ埋め込み無効設定になっていましたので、
youtubeで、Evgenia Obraztsova in Flower Festival in Genzano で検索して探してみてくださいね。

他のYoutube映像はこちらから

バレエで購入出来る映像は、
「BALLERINA マリインスキー・バレエのミューズたち」のみですが、
この中のレッスン映像がオススメです。
特にクラスレッスンと、ナポリとバフチサライの泉がオススメです。
他にも、映画初挑戦のロシアンドールズでも少しだけ、4羽を踊るバレエシーンがあります。

チャリティーで白鳥の湖を

3連休の初日にチャリティの白鳥を観に三鷹に行ってきました。

オープンクラスでお世話になっている先生が、
白鳥の湖で白鳥(黒鳥は別の方)を踊られるという事で、是非にと観に行きました。


障害者支援の為のチャリティコンサートということで、
各種団体が協力されており、それらの「ご挨拶」等々が長く、開演までに30分近くかかりました。

夜から岡山旅行に出発する予定で既に飛行機のチケットをとっていた事と、
生憎の天候不良、開演がずれ込んでは全部見られないだろうなと挨拶を聞きながら悲しい気分でした。
障害者も座っている中で挨拶が長いというのは、私はどれほど良い話であってもあまり歓迎出来ません。

さて、白鳥ですが想像していた通り綺麗でした。

舞台は、ロットバルトの手下としてこうもり達が出ているところや、
スペインが黒鳥と交互に入れ替わって王子と踊るところなどが観ていて面白かったと思います。

周りがプロではなく生徒さんだったこともあり、
プロと素人さんではかなり違うなと違いを感じました。

プリエを踏むタイミングやアチチュードやアラベスクまでもっていく時の軌道の美しさ、
つま先の処理や、羽のようにゆるやかに動くアームス、
股関節からよく開かれた脚とそれをきちんとキープ出来るように培われた筋力、
凛とした存在感、もっともっと近くでずっとみていたいなと思いました。

最近注意がとても厳しい先生に教わっている事もあり、それら注意点を頭の中におきながら観ていたら、
本当に常に丁寧に細心の注意を払って一つ一つを確実に踊られているのがよくわかりました。

レッスン中にも、「一瞬の隙もなく」とおっしゃられますが、まさにそのような踊りでした。

綺麗なものをみると本当に気持ちがよくなりますねー。

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