2017年12月 大人趣味バレエブログ

過去ブログの移行です。

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そこはロシア、芸術が日常にある国だった

こんにちは👩
久しぶりのブログ更新です。
いかがお過ごしですか?

予定通りロシア、モスクワへ旅行してきました💛

今回はバレエには関係なくのロシア旅に関するブログです。
長くなってますが旅行とロシアに関心があれば読んでいただけたら嬉しいです^^

ロシアって「ビザ」が面倒💨だしと若干無意識に避けてきました。

ですが、ツアーで申し込んでビザも併せて取得してもらえば良かっただけなのですよね。

今回エイビーロードでツアーを調べて(エイビーロード、ロシアへのツアー検索)、その中からプレエコのツアー(プレエコの航空券とホテルに空港送迎付)を出されていたかもめツアーさんという所にお願いしました。
飛行機は広々の最前列をとって頂き、現地とコネクションしながらロシアの生の情報も色々教えて頂き大変良かったのでオススメです💛

最近はずっとセルフ手配の海外旅行が続いていまして、
調べるところから旅行の一貫で楽しいのですが、今回予算内で希望の飛行機チケットが買えずツアーにしましたが、仕事が忙しくて計画練るどころではなかったので結果ツアーで正解でした。

結局、バレエは何も見ないまま旅は終わってしまったのですが、
煌めくシャンデリア、壁画、絵画、博物館には貴族のドレスや馬車や王冠が飾られ、毎晩様々な劇場で行われるショーや音楽コンサート、お洒落をして集う観客。
ロシア、そこは芸術の国だった✨と感じる旅になりました。

それでは旅レポートです♪

★到着日
現地に到着してドキドキの入国審査。
1人ずつじっくり見られている感じでなかなか時間のかかる入国審査でした。
無事に通過すると日本にも留学していたという日本語が堪能な可愛らしい女性がお迎えに来てくれていました。
そこから車に乗り込み渋滞に巻き込まれつつ空港から宿泊先のホテルまでの移動は約1時間半。
長旅になりましたけど車の中で色々な現地情報をもらえて大変楽しい時間でした💝

ホテルに荷物を置いてモスクワ版のsuicaがあるのでまずはそれを買おうと窓口に飛び込んで猛烈なロシア語で話されてさっぱりわからず😱その日のエネルギーを全消費(笑)。
どうにかこのトロイカというカードをゲット。
その後チャージしようと機械に入れたらその機械なんとお釣りがでない事が判明。
笑える。お金すいとられた!です。

スターリン時代に開通したモスクワの多くの地下鉄駅には絵が飾られシャンデリアがありちょっとした美術館になっておりその装飾はとても有名です。

到着日の夕飯はNHK語学番組内で紹介されていたセルフ式レストランでロシア料理を食べて終了。

学生時代にはロシア語で日常会話出来てたはずなのに、
今回20年ぶりにそのロシア語を思い出しながら話そうと思ったら、
全然出来なくなってて暫くそのショック😵から立ち直れませんでした💧

ロシア人、片言のロシア語に容赦なくです😡
フランス人もフランス語が出来ないと厳しいというけど、比較したらフランス人はずっと優しかったように思います。笑。


★2日目
モスクワの郊外にあるクビンカ戦車博物館に電車に乗り小旅行に出かけました。
電車はべラルースキー駅から出ています。
駅のデザインも色もヨーロッパです💛
この時期のモスクワは太陽は殆ど出ないそうで、雪が降って街中が真っ白になってその白さで街が明るくのを待つ時期なのだそうです。

レトロな雰囲気たっぷりの電車に乗って移動です。

1時間半程度の電車旅の中では靴の中敷き売り、玩具売り、文具売り、ガーデニンググッズ、アイス販売の行商人やアコーディオン弾きのパフォーマーが次々現れます。
1人去るとまた新しい行商人が扉をあけて入ってきて一番前で実演販売を初めます、到着地まで延々それが続き車窓よりも楽しませてもらいました。笑。

博物館の入口はこんな感じで少し雪が積もっていました。

戦車とか私はさっぱりわかりませんけれども男性には気になるところのようです。

入口にて身体検査があって、軍人さんが旦那のボディに触ろうと手をのばしたところ、旦那の勘違いのぼく握手求められてる💛と手を握ろうとして笑われ一気に場が和みました。

ロシア人にも人気の観光スポットのようなのですが平日だった事もあり私たち以外は数名ぐらいしか見かけずこの通りガラガラ。
こういうのが6棟ぐらいあります、それぞれ違うのですがだんだん全部同じに見えてきます(^^;
もうこういった武器を使う戦いは世の中からどんどんなくなっていきそうですね。

この博物館は最寄り駅から車で10分くらいの所にあるのですが、人もおらずタクシーなどいるわけもなく💨、歩いて駅まで行くのも嫌だし・・・と困った感を全身でアピールしたら軍人さんが有料でアルバイトで駅まで車をだして送ってくれました😍
自由さに救われました


モスクワに戻りまして夕食に再びロシア料理です♪
これはスープペリメニとピロシキ。スープに入った餃子みたいなのですね。
ロシアではピロシキは揚げません。
総菜の入ったパンで旦那がおやきっぽいなと表現してました。
写真多くなるので省いてますがボルシチもいただきました。
温かく優しい味にとても癒されます。

夜はモスクワのコンセルバトーリヤ(チャイコフスキー記念モスクワ音楽院)へコンサートを聴きに。
チャイコフスキー像が音楽院前にあります。
偉大なチャイコフスキー様が歓迎してくれているように感じます

ここには4つのホールがありそれぞれで毎晩コンサートが行われています。
ここの大ホールはかの有名なチャイコフスキーコンクールの会場なのです。
その日の大ホールの公演チケットは完売でしたので小ホールのチケットを購入。
チケットのお値段はなんと100ルーブル、日本円で約200円ぐらい。

これ凄~く良かったです。
小ホールは音楽院内にあったのでなんと学校に入る事が出来ました💗
小ホールとあったけれどクロークもあり天井画もありパイプオルガンありのとても立派なホールでした。



最初に30分ぐらい?音楽院の教授が3人出てきて作曲家や作品、生徒の練習などについての説明が行われ、音楽院の生徒さんの演奏へと続きました。

300席程度ありそうな客席は7割ぐらい埋まり、子供から大人まで世代・性別も多様でみんなが若い演奏家の卵達の音楽を楽しんでいました。

そういえば近くのカフェでお茶をしようとしたら現金拒否❌されたんですね。
そのほか、化粧品屋さんでも現金をだしたらお釣りないし出来るだけぴったりだしてくれないと困るとも言われました。
300円ほどのコーヒーにカード払いを求められ、かなりカード社会になっているようです。


★3日目
イズマイロヴォ公園隣にある民芸品・雑貨店が並ぶモスクワ一の野外民芸専門マーケット「ヴェルニサージュ」へ。
モスクワの中で最も新しい地下鉄(地上でしたが)に乗って移動したのですが、車両は2列、3列席、静かに走る電車は新幹線のようでした。

車内には治安が良さそうだなと感じさせてくれる案内板。
車内に忘れ物をしたらここに電話してね、という案内。
日本の地下鉄内では見たことないですよね?

ちなみにロシアの地下鉄車内には広告が一切なくとてもスッキリしています。

市場ではお土産屋さんで購入するのの半値ぐらいでマトリョーシカなどが買えます。
値段はぴんきりで数百円のものから作家ものになると万円越えになります。
ロシア中のマトリョーシカをもってきたのではないかと思う量でどの子も表情があり見ていてあの子も可愛いしこの子も可愛いしとワクワクです。

ここは外国人のお客様も多いようで店員さんは簡単な英語を話し、電卓で数字を見せて値段を教えてくれます。
市場はこの建物群の奥にあり屋外でしたので凍えながらの観光になりました。
日本にもこんな感じで人が入らなくなった廃墟テーマパークがありそうなのですが(笑)普通に賑わっていました。

ランチはるるぶ(るるぶロシア モスクワ・サンクトペテルブルク (るるぶ情報版))に掲載されていた中央アジア料理店へ。
ロシアといえばナス料理も有名でナスを使った料理をまだ食べてなかったのでオーダー。

その後はスターリン・クラシック様式を見たりの街歩きを夜9時ぐらいまで。
24時間営業のスーパーもあり、建物の出入り口にはどこも警備員がいて夜歩いていても不安はあまり感じず治安はよいように思いました。


★4日目
せっかくなのでホテルはいいところにも泊まりたいねとツアー会社にお願いをしたら、
なんと首相や大統領も使うモスクワの名門ホテル「メトロポール」を案内頂き、最終日はそこに宿泊する事にしました💗

宿泊していたコスモスという1777室ある巨大ホテルをチェックアウトし、タクシーでメトロポールへ💖と移動。

帰国してNHK語学のロシア語を見ていたらモスクワの名門ホテルとして紹介されててビックリ👀
ホテルの目と鼻の先にボリショイ劇場があってディアナビシニョーワもよく利用するホテルなのだそうです。
朝食会場は舞踏会などでも使われたのかな、空間全てがキラキラ

荷物を預かってもらい午前中はトレチャコフ美術館へ。
駅を出て迷ってしまって道を歩いていたおば様に場所を聞いたら親切にそこまで連れていってくれたのですがそのおば様も道に迷ってとなかなか楽しい散歩でした。

訪れたトレチャコフ美術館にはポスターとかで見る絵画の本物が無造作に感じるように展示されてます。

平日だった事もありたくさんの小学生ぐらいの子供達が先生に引率され講義を受けてました。
深夜の月明かりが川にうつった絵画の前で先生が、
「この絵の素晴らしさはどんなところでしょう?」と。

ランチは美術館前にあるレストラン、ここもまたとっても良かったです。

ビーフストロガノフがオシャレ♪

その後、チケットが買えるかな~と突撃でボリショイ劇場を覗きに行きました。

劇場前にはダフ屋さんが何人かいて英語でチケットの話をしたのですが、
バレエが見たくてと伝えたら手持ちにないようで電話をして確認してくれて6千と1万ルーブルの席ならあるけど今日は大劇場じゃないしこれ高いし席もいい席じゃないからやめた方がいいよ、と言ってくれて一瞬迷いましたが次回の楽しみにしようとやめておきました。

空港送迎してくれたロシアのガイドの方に聞いたのですが、ボリショイ劇場は一般的なロシア人にとって結婚記念日などにお金を貯めてお祝いで行く所なのだそうです。
サンクトのマリンスキーの一番良い席の値段がボリショイの一番末席の値段という話でした。

ボリショイバレエの代わりにというか時間が空いてるのでサーカスを観に行ってきました。
モスクワにはボリショイとニクーリンと国立の2大サーカスがあります。
送迎してくれたガイドの方が「ピエロがおすすめだからニクーリンの方がおすすめ」というのでニクーリンに行き当日券を購入。

1人600ルーブル(1200円ぐらい)の席でしたがちょうど中央あたりの席でサーカスは高さを使った演出もありますので十分に楽しめる席でした。 
バレエ行けなかったけど、サーカスでロシアのショーパフォーマンスの素晴らしさ美しさに圧倒されました💛

10頭身あるようなブロンドのロシア人美女が青いドレスを纏って現れこれまた超素敵な王子と10羽ぐらいいるオオハナインコを自在に操る(会場中を飛ばしたり、でんぐり返しをさせたり)姿など見た目はディズニーパレードの外人さんと変わらずでしたが、見せてくれたものは魔法のような世界でその世界観にうっとりでした。
もちろんロシアではペットにもなってしまうという可愛らしい熊の芸とかもありました♪

まだまだ街歩きもしたいので前半のショーだけ見て出てきたのですが、スタッフさん2人に「まだあるから残ってみて言ったらいいわよ!ショーはまだ半分よ!」と呼び止められました。

そして美しい夜の街を散歩。
いまにも馬車が駆け抜けていきそうな中世の雰囲気。

これはホテルの前から撮影した夜のボリショイ劇場です。

★5日目(最終日)
赤の広場と武器庫、ダイヤモンド庫、クレムリン観光。

ダイヤモンド庫にはロシアの女帝エカテリーナ2世に献上したオルロフを観に行ったのですが、その言葉だけ覚えていて中に入ってみたら何の案内版もなく中は宝石だらけでとそれがどれだかわかりませんでした。笑。

外は雪が降ったり氷点下になるモスクワ、シーズンオフだったので観光客はそれほど多くなく観光施設には殆ど並ばずに入れました。

メトロポールホテルのロビーで出発前に撮影した1枚💖
東京にも外資高級ホテルぞくぞく増えてますけど、ここに背の高い白人スタッフが立っている姿をみると何故か別世界に見える。
写真を撮っていたらシャッター押しますよと言ってくださり私たちを撮って頂いた写真をみたらなんとそこには20枚ぐらいありました。
一流ホテルのホスピタリティ一万歳。

ロシアの方々って私の印象ですが瞬間的には怖いんですけど優しい人が多いです。
自動券売機の前で四苦八苦してたらすぐに助けてくれるし、街中で地図を広げたり、周辺を見ていく方向を考えていると必ず誰かが足をとめて話かけてくれ助けてくれます。
とても綺麗な英語を話すロシア人の貴公子のような男性にも街中で助けてもらいました。

パリに旅行に行ってお店に入ると「ボンジュー」と言われますがロシアでは無言です。
いらっしゃいませ的な言葉もなく威圧感があって結構怖い。笑。

ひとつのお土産屋さんで可愛いな~とショーケースを眺めていたら、隣のお店の主人が「彼女それ見たそうよ、出して見せてあげなさいよ」
「わかってるわよ」
というやりとりがなされてその後で色々出して見せてくれました。
英語が堪能な店員がいるところはだいたい親切に対応してもらえましたので言語の問題が大きいのかもしれませんね。
サンクトペテルブルグに旅行した同僚の話ではサンクトは観光地で世界中から人が来るので英語問題なく使えるそうです。


帰国して久しぶりにバレエに行ったら、レッスン音楽でロシアを思い出し、上を見上げると美しい天井画がイメージされ、妄想でうっっっとりでした。
と、思ってたら友達に「今日はなんかずっと異国雰囲気!」と言われました。笑。


バレエが好きなら是非一度ロシアに訪れてみてください。
バレエはこちらの芸術だなと心底思いました。

舞台セットの世界がそこにリアルに見る事が出来る溶け込める世界なんです。
そういう環境が日常にあってそこで育つからこそよりリアルにその世界観を表現出来て魅了させらるのだなと。

古典作品を観る時にはそれを知った舞台を観ると深みとか奥行きが広がるようにも感じます。

初モスクワでしたがとても良い所でした💛
暫くパリにはまったようにちょっと癖になりそうです((´∀`))

スタジオの友達に「向こうでレッスン受けてきた!?」
と聞かれましたがロシア事情調べきれずそこにまで至りませんでした。
モスクワはニューヨークやパリと同じように飛び入りでレッスン受けられるのかな?
知っている方いたら教えてくださいね!

今回の旅行で旅行アイテムをミレストのリバティシリーズに置き換えました。
可愛いくて準備からテンションあがります★

入門クラスで苦手な事に集中チャレンジ

久しぶりに入門クラスというラベルがついたクラスを受講しました。

入門クラスのイメージって両手バーで体の使い方腕の動かし方、足の出し方、などを細かく細かく細かくレッスンするクラスで、気合入りすぎて力をガンガン入れて筋肉でメキメキメリメリやってしまいそうなので💧と最近は受けるのはやめていました。

先生にご用があったので久しぶりの入門クラスに参加。先生から「入門だよ?受けるの?」と聞かれたぐらい避けてた所(^^;) でも普通に基礎とかそういう内容のクラスでした。

「今おちたよね?」
「はい、そうです」

「いま、やすんでたよね」
「はい、そうです」

「いま、早かった」
 「はい、そうです」

何か注意をいただくたびに
「はい、そうです」
が、いっぱい。

でも、気合入れすぎないよう筋トレ💪にならないよう要注意。

レッスン後半に「パクリュ」をやりました。
私、これ嫌いなんです😂。。。💦

音にあわないし飛べないし。。。
タタンって感じの足が上手くいかず動かず。

だから、
ゲ、パクリュきた!!
()´д`()
なんです。

入門じゃない時は周りの流れにあわせて適当にやって終わらせてしまうのですが、入門クラス、分解説明付なので、思考停止の放棄はバレバレすぎてNG。。

そしてそこに「わらかない」と生徒さんがくいついて何度も聞き返してくれる。

うん、めっちゃ有難い。

嫌いなパクリュに10分ぐらい時間使えた。
いつもだったら1分ぐらいでスタートしてる。

出した足にのるときの体重移動を間違うと簡単に崩壊します。

慎重さにかけた瞬間に崩壊。

右のったと思って油断したら左のりそこねる。
パクリュからの次のステップへの体重移動失敗。

はい転覆💨って感じ。

足がいうこときいてくれない、
音とタイミングズレる、
つま先のびなーい、
手首力入ってるわ、
力んで方向かわった、
etc

だいぶ時間かけたものの1割ぐらいの確立でしか転覆から逃れられず。

まあいつも転覆しっぱなしでナマズ状態になってはっていたのを考えると大進歩💓
(*´∇`*)

楽しかった☆

帰りにレッスンを受けていた友人達と帰ってきて、
 「出来ない人の質問に時間をとられるのは嫌」
「クラスが進まなかった」
というのを聞いていてふと思った。

先生が
「海外だと納得いくまで質問するけど日本人は質問しない」
というところ、
質問しては周りの時間を奪ってしまうから
という思いがあるのかなと違う事を考えてました。

本当は聞きたいんだけど周りの人に申し訳ないなって遠慮してしまう。
私のなかであるあるな事なので。

だから、今回みたいに聞いてくれる人がいたらラッキーって便乗しちゃう。

自分は非難されず聞けてしまう。
自己防衛しっかり、ズルいなと思いつつもその状況に甘えてます。とりあえず心の中でありがとうとつぶやく。


ロシア人が好きなブリヌイというデザート、いわゆるクレープ。コンデンスミルクをたっぷりかけて食べます。

180度開脚ってもっと難しいと思っていたけど

この下のさとう式開脚の動画見て本当かなぁと半信半疑真似してみたら本当に苦なく開脚出来ました。

同じ要領で前屈をしてみると10分ぐらいでいつもよりずっと前にいきました。

たださわさわしているだけなので段々飽きてきましたが(笑)、
1時間もやればもっとぺったりといけるような気がしています。
動画のように誰かとお喋りしながらとか良さそうです。

年々硬くなってきて最近それを感じるのが嫌でストレッチあまりしなくなってたのですが、嬉しい発見でした。

年末年始お時間のある時に是非どうぞo^^o


ここからは開脚とは関係ない日常の話です。

先日、カリールジブランという詩人の「預言者」という本の中で心に響く詩を見つけました。

子供について

あなたのこどもは、あなたの子ではありません
絶えることなく続こうとする生命、それが息子や娘になったのです
こどもはあなたを通過する存在であり、あなたから生じた存在ではありません
こどもはあなたと共にいますが、あなたに属しているわけではありません

こどもに愛を与えることはあっても、あなたの考えをおしつけてはなりません
こどもにはこどもの考えがあるからです
こどもの体を家に住まわせることはあっても、こどもの魂までをそうしてはなりません
こどもの魂は未来という家に住むからです
その家をあなたは訪れることはできません。たとえ夢の中であってもあなたがこどものようになろうとすることはあっても、こどもをあなたのようになるよう強いてはなりません
命は過去にさかのぼることも、留まることもできないからです
あなたは弓です。
そこからあなたのこどもが生きた矢となって、解き放たれるのです
神の射手は無限の道の彼方にある的を見
神の力を使ってあなたをしならせるのです
その矢が勢いよく遠くまで飛んで行くように
あなたが射手の手によってしなることを喜びとしなさい
なぜなら、神は飛んでいく矢を愛しているだけでなく
そこに留まっている弓をも愛しているからです


預言者 [ カリール・ジブラン ]

うちには子供がいないので親にはなってませんが、子供の立場として読んで、親になったつもりで読んで、さらに、今の私が子供で、1年前の私が親だったとして読んでみて、時間や視点をいったりきたりしつつ言葉が響きます。
特に弓と矢のところ。

みなさんはどんなところが響きましたか?

来年はどんな変化が起きる年になるかな。

この「預言者」を読んで彼が影響をうけたニーチェの本を手にとったら、
人は過失に責任を取るのに、
「夢」に対する責任はとらない、
「夢」への責任が人生の中で一番大切なのではと仰られていて、確かにと思いました。。。笑。

本日は友達の仕事の悩み相談を聞きに行ってきます。
「夢」への責任、一緒に考えてみようかなと思ってます。

さて、初夢はどんな夢になりますか。

それでは皆様どうぞ良い年をお迎えください♪

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