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Sofiane Sylveのスーパーピルエットはほんとにスーパー
タイトルにふさわしく、いつみても凄いピルエット。
彼女の名前は、ソフィアン・シルヴ(Sofiane Sylve) と言って、
ニューヨークシティバレエ団のプリンシパルです。
生まれは、フランスのニースで、フランス人です。
その経歴ですが、
Academie de Danseを卒業し、
1990年、ドイツのBallet Karlsruheにファーストソリストとして入団
1993年、Het Nationale Balletにコールドバレエとして加わり、1996年にプリンシパルへ
2003年、ニューヨークシティバレエ団にプリンシパルとして入団
として、現在も現役で活躍しているダンサーです。
これほんと鳥肌が立ちますよ~~。
■ソフィアン・シルヴ(Sofiane Sylve) 公式サイト
マリインスキーのミューズ[DVD]ザハロワ・ヴィシニョーワ・ロパートキナetc
先日、Amazonで購入したDVDがとても良かったのでご紹介します。
DVDは、「マリインスキー・バレエのミューズたち」という作品で、
マリインスキーが世界に誇るバレリーナ達5人の、
インタビューとそれぞれの作品への練習映像が収録されています。
最近気になっている、
「エフゲーニャ・オブラスツォーワ」が見たくて購入しました。
スポットライトを向けられたダンサーは、
1.スヴェトラーナ・ザハロワ(svetlana Zakharova)
2.ウリヤーナ・ロパートキナ(Ulyana Lopatkina)
3.ディアナ・ヴィシニョーワ(Diana Vishneva)
4.エフゲーニャ・オブラスツォーワ(Yevgenia Obraztsova)
5.アリーナ・ソーモワ(Alina Somova)
の5人です。
その他にも、ワガノワバレエ学校校長のアルティナイアスィルムラートワと、
パリオペのマニュエルルグリが出ています。
まず、若手ホープという事でバレエ学校の「アリーナ・ソーモワ」の卒業公演に向けたパキータの練習、
そして、マリンスキーへの入団が紹介されます。
手足が長くスタイルがよく将来有望と見られていますが、
まだまだ未成熟の発展途上にある若いダンサーという様な感じです。
次は、その彼女の一年上の先輩ということで、
「エフゲーニャ・オブラスツォーワ」
他のダンサーに比べて少々小柄な彼女ですが、
顔が小さくまるく頬が上がっていて笑顔がかわいらしく、
愛くるしい感じのお人形の様な顔立ちです。
作品は、ナポリの踊りと、バフチサライの泉のレッスン(特にオススメ)ですが、
彼女は音の扱い方がセンスよく抜群です。
モスクワコンクールで金賞を受賞しているので、スキルも確かです。
次は、ザハロワです。
スヴェトラーナ・ザハロワって実は名前しかしらず、、、
たくましい女性を想像していましたが、、、
凄い美女でした。
ただメイクを落すと丸顔でまだあどけない感じも垣間見え、
化粧栄えのする顔立ちの様でした。
舞台映像として白鳥が収録されていましたが、
控え室で先生に「あれではテンポが遅すぎるわ」と注意されていて
「わかったわよ、早くすればいいんでしょ!!」とキレていて、
プリマの強さか若さからか反抗的な(甘えてる?)部分もちょっぴりと見えました。
そして、ヴィシニョーワ。
彼女は、バレエ学校史上の最高得点を取得し、
マリンスキー劇場にワガノワバレエ学校を卒業前に採用されたそうです。
(映像ですが)初めて間近で見たヴィシニョーワは凄かったです。
発散するエネルギーの強さに圧倒され、
その体中から出る強烈なオーラは、
人を飲み込んでしまいそうなほどで、
ひとつひとつの動きに魂を抜かれていく様にも感じてしまいました。
壁に足を押し付けてストレッチする様子から始まりますが、
真剣な表情は”妥協は絶対しない”というアグレッシブな顔つきです。
普段のレッスンから、アレグロのシーンの映像が流れたのですが、
ヴィシニョーワと共に写ると、
選りすぐりのマリインスキーダンサーでさえ素人にみえてしまいました。
シンデレラの練習風景では、仕種の一つ一つが既に完成されていて美しく溜息もので、
またレッスンに挑む姿勢は他のダンサーのとは違い、苦悩ではなく新しい事を学ぶ事や
創造していく事をとても楽しんでいるように見えますし、とても貪欲で、意欲的です。
パリ・オペラ座に招かれて、エトワールのルグリとマノンを踊るための練習風景がありますが、
これもまた練習とは思えないほど美しく、見入ってしまいました。
ルグリも「解釈と演技に圧倒されました」「知性と演技は傑出しています」とべた褒め。
またこのDVDではなく別の映像で、
ベルリンのマラーホフが彼女の事を「僕にとって麻薬のような存在」と言っています。
映像でさえこれほどの力を見せ付けてくれるのですから、
間近でみる舞台の事を想像すると、顔が緩みっぱなしになってしまいます。
最後は、ロパートキナです。
怪我からの復帰を主に少しだけ紹介されています。
始めのバーレッスンが溜息ものです。
やっぱりというか前後のダンサーが素人に見えます(苦笑)
とりあえず、ここまでが前~中半でした。
後半は、少し時間を経た彼女達がどう成長していったかが駆け足で紹介されています。
製作期間に5年をかけて作成されたDVDだからこそ各々の成長も楽しむ事が出来ます。
青山ダンシングスクエアの発表会
スタジオの先生が出られるという事で、3連休の真ん中に青山ダンシングスクエアの発表会(有料)を観に行ってきました。
場所は目黒パーシモンホールです。
(略して)ADSさんって、入会金が高くて有名な先生も多く、期待して観に行っていたのですが、一緒に行った友達と、今日のアレは・・・とちょっぴり期待はずれの発表会に悶々としながら帰ってきました。
とにかく凄い人がたくさん出ているに違いない!!と期待し出かけていたものですから、
そういう人がいなくて、がっかりしただけなんですけれど。
3匹の子ブタに出ていた、狼役の木佐貫邦子さんの動きと、眠りでシンデレラを踊っていた人がアームスや音のとり方もスッキリとしていて無駄がなく綺麗でした。
先生は、大役を果たされて非常に頑張ってらっしゃいました。
個人的にはモダンが迫力があって、ポーズが一つ一つ決まっていてかっこ良かった、という印象です。
かなりカットされた倍速1.5のような眠りは、あっ!という間に終わってしまいました、ちょっとザンネン(苦笑)